もう2巡目・・・?!日本画村澤です。
この秋、美術界の超弩級「国宝阿修羅展」「皇室の名宝」展のどちらにも資金繰りに失敗して行けなかったことが悔しくて悔しくて、腹いせに室戸岬まで行って来ました。 徒歩で。
正確には、12月5~6日にかけて高知大学から室戸岬まで徒歩で歩くという空手部主催の伝統行事・室戸貫歩に、デザイン生のりさっちゃんと参加してきたんです。
結果からいうと、二人共無事に中岡慎太郎像を拝めて来れました。
しかし・・・
私の場合1年の時貫歩していたこともあり、若干軽い気持ちで構えていたのですが、いやあ・・・四国巡礼において土佐が「修行の道場」と呼ばれる所以を思い知りましたよ・・・
最初から最後まで本当にキツかった・・・
貫歩できたのはひとえにりさっちゃんが一緒に歩いてくれたからと、芸文のみんなの応援があったからです。そうじゃなかったら絶対リタイアしてました。りさっちゃん、応援してくれたみんな、本当にありがとうございました・・・!
キツイばっかじゃなく、いろんな面白いことにも出会えた訳ですが。昭和の残骸のような看板見つけたり、一瞬雨に降られたり、たい夢の鯛焼きがすごくおいしかったり、入試の頃を振り返ったり、安芸のイルミネーションに元気もらったり、あるメールに爆笑したり、あとは(空海が自分を「空海」と名づけた地が室戸であることも納得できる程、)本当に空と海ばっかり見てました。心の底から美しかったです。
行ってみてひとこと。室貫と制作って通ずるものがあるように思います。
そうそう、室貫貫歩後 午前中のバスで大学に帰り、芸文展の学校搬入に参加したという2年生が居ると聞きましたが本当ですか。・・・超人なんですか?
肝心の卒制ですが、私は日本画と油絵の連作的なものを制作しています。海・・・も かいているんですが、室貫で感動したあの土佐の海にはほど遠い・・・残り時間精一杯頑張ってあの海に近づけたい・・・!
お次は日本画室の聖☆おねえさんまゆちゃん。いい色使えてうらやましいやらくやしいやら!